じょうじょうしゃくりょう

いみふめいw

Yahooニュースによりますと…

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050805-00000021-mai-soci

児童ポルノを複製して、ネットオークションで販売し、400万円以上を稼いだ男の裁判で、男が稼いだ金から200万円を日本赤十字社に寄付をしたという事で懲役2年という求刑に対して、懲役2年執行猶予3年という刑が言い渡されたという記事が掲載されていました。


まぁ犯罪の内容にもよるんだけど、初犯で懲役3年以内の刑であればかなりの確率で執行猶予を受けられるのが日本の現状なのだけど、今回の場合ってどうなんですかね〜。
200万円というのが経費を差し引いた純益の部分なのかもしれないけど、儲けた金額の割にはなんか釈然としない額だし。


それはさておき、今回の場合は被告に婚約者がいるので今後マジメになるだろうという事と、寄付金の事が情状酌量に値すると裁判官が判断したので、猶予刑になったと考えられます。


以前、何度かお縄になった事がある人にお聞きした話なんだけど、情状酌量ってのはどんな犯罪にも裁判官が認めれば適用される場合があるんですって。
まぁ基本的に裁判官の感情の問題でしかないので、その犯罪の内容によっては絶対に許さないって人もいるみたいだけど。


さすがに初犯でもなければ猶予刑にはならないけど、懲役2年が1年10ヶ月になるとかいう程度の減刑情状酌量が認められれば、再犯者でもあるそうなんです。
(大体、求刑の1割程度の減刑なんだそうで)


という事であれば、必死になってそれを求める人が当然いるわけで…
通常は親兄弟といった血縁関係者の証言、更生の手助けをしますみたいな話を法廷でしてもらうんだそうですが、さすがに何度もお世話になってる再犯者の場合は縁を切られちゃっててそれが難しいなんてのもよくあるそうなんです。
そうなると今度は友人からの一言って話にもなるらしいんだけど、これまた嫌がる人が当然いるそうです。
そりゃまぁそうだわな、友人でいるのは良いとしても、更生の責任なんて誰も持てないしね。


で、それらの手段が出尽くした人がするのは何か…
それは臓器とか骨髄バンクとかのドナー登録なんだそうですよ。


なんでも、今まで人を傷つける様な生き方しかしてこなかったけど、人を思いやって生きていく証としてドナー登録をしたという様な話をし、実際にドナーカードを情状証拠として提出したりするんだそうです。
それが裁判官に受け入れられるかどうかはその時次第なんだろうけど、正に溺れる者は藁をもつかむってな感じなんでしょうね。


刑務所は初犯の人が行くところと、再犯者が行くところに分かれているそうなのですが、再犯者の方にはそういう理由でドナーカードを持った人がゴロゴロいるそうなんですよ。
で、その話を聞かせてくれたお方曰く…「あんなとこに何度も入る奴はそもそも生活態度も食べてるものも不健康この上ない事が多いので、たぶん死んでから実際に臓器とかを提供するって話になっても内蔵とかが傷んでて使い物にならないんじゃないかな」との事でした。


確かにそれもそうかもね(苦笑)