まめまき

2/3に六本木ヒルズで開催された「豆真希大会」に参加して来ました♪


見に行ったんじゃないですよ。
本当に参加してきたの。


芸能人が神社等で豆まきをするのはここ何年ものお約束。
私が住んでいる地元近くにある高幡不動尊にはカン娘。が来ると聞いていたので、正直見に行きたかったんですよ。
でも、仕事が休めない日だし…。


まぁカン娘。だから別にいいやと思っていたら、六本木ヒルズで後藤・飯田・中澤をゲストに開催との情報有。
会社から30分弱の場所だし、なんとか抜け出して見に行きたいところだったのですが…
開催時刻の16時台は重要な会議の真っ只中。
それこそクビを覚悟で見に行くなら別だけどってレベル。
なので、完璧に諦めていたのですが…


当日になって会議に出席しなければいけない人間の大半が風邪等の事情で欠席する事が判明。
急遽延期という事になったんです!
なので、午後はまるまる思いっきりヒマ(笑)
適当に言い訳を作って外出。
一路、六本木ヒルズへと向うのでありました。



会場到着15時15分。
地下鉄駅から現場へ行くとステージを上から見下ろす様な格好の場所に出る。
ステージの広さはそれほど広くなく、中央に豆や枡、御神酒が置かれている。
ステージ正面が客席(?)になるのだけど、柵で4つほどのエリアに区切られている。


高層ビルの真下にある空間なので、空にはまだ太陽が出ているというのにビル影に覆われている。
おまけにビル風が通るのでかなり寒い。


ステージの近くまで行くと既に観覧希望者が列を成している。
長さは約7〜8m程度。
人数は100人には満たないというところ。
奇抜な服装の人はさすがにいないけど、どこから見てもヲタさんというオーラが全員から出ている。
悪いけど六本木ヒルズには全く似つかわしくない連中(苦笑)


私には一つ作戦があったので、列には並ばずに列整理をしている警備員に「年男年女」の受付場所を尋ねた。
即答で「自分は列の係りなのでわからない」との事。
しめしめ…予想通り、この手の複合施設イベントにありがちな横連絡の不行届きがある様だ。
これなら作戦も実行し易い。


時間は15時25分頃。
受付場所に適当な当たりをつけた私は、寒いので時間調整のためテレ朝1階ロビーでコーヒーを飲む事にする。


15時45分。
窓ガラス越しに会場の様子が伺える。
既に観覧希望者は中に入れられている様子。
私は外に出るとたらたらとダルそうに「年男年女」受付の方へ向った。


無論、私は年男では無い。
近いといえば近いけどさ。
受付には老人と若者2名がいた。


老人はノーチェック。
最初の若者はなにやら受付の男性と名簿の様な物をチェックしている。
2人目の若者は免許証を提示しようと準備をしていた。
3人が通過し、私の番。


私は少し気ダルそうに「ここが年男の受付って聞いたんだけど…」と受付係に話しかけた。
「あっ!お疲れ様です!」と会釈してくる係。
「待機所はそこ?」と『年男』と書かれているテントを私は顎で指した。
「はい、宜しくお願いします」と頭を下げてくる係。
軽く手を振って受付を通り、待機所に入る。
ここの隙間からみるだけでも一般観覧者よりは良い位置でステージを見ることが出来る。
それよりなにより混雑をしていない。
私はスタッフでもないし、年齢チェックもされないで受付を通過し、スタッフ側の人間に成りすます事に成功した。


種明かしをすれば、この手のイベントは人がいないと困るので「年男年女」の様な募集条件がある程度厳しいものは事前にヒルズ内の企業等から募っておくのである。
要は「仕込み」って事。
そうは言ってもちゃんと年男年女を選ぶんだけどね。


社内から来た人はIDカードを首に下げているから一目でわかるけど、外出して帰ってきたばかりの人はそんなものは首に下げていない。
そこで私は外出先から帰って来て疲れているのに、嫌々参加させられる男性という雰囲気をかもし出して受付に行ったのだ。
見事読みは成功。
ノーチェックで関係者側に入る事が出来た。
まぁいくらなんでも、黒のスーツに黒のロングコート、ブルーのクレリックシャツに少し派手目のオレンジ系ネクタイ。
手にはゼロハリバートンアタッシュケースを持ったハローファンが気だるそうにやってくるなどとは誰も考えないだろうけどね。



待機所には先程の3人が既にいた。
老人はヒルズもしくは地元の商店街の人と思われる。
最初の若者は持っている携帯にメジャーリーグのアクセサリーをジャラジャラつけているのでヲタさんじゃないだろう。
もう一人は…比較的ステージを見やすい場所を陣取り、チラチラと落ち着き無く周囲を見ている。
スーツを着てちゃんとした格好をしているが、この人はヲタさんだろうな。


15時55分。
先程の受付係が来て豆をまく時の説明を始める。
と、そこに新しい年男…
うわ〜誰が見ても100%ヲタさんだ(笑)


この寒空にセーター1枚だよ。
寒そうにブルブル震える長髪ヲタさんに続き、ゾロゾロとヒルズ仕込の年男年女が待機所に入ってくる。
結構テレ朝の人が多いみたいで、女性陣なんてマジきれいな感じの人ばかり。


観覧者席を見るとヲタさんや普通の大人の観覧希望者は4つに区切られたエリアのステージから一番遠いところに隔離されている。
最前からステージまでは最低でも7〜8mあるだろうか。
おしくら饅頭状態で、結構厳しそうな雰囲気。
ところが私はそれより全然近い場所でノンビリステージを見れる。
この優越感。
ズルして手に入れたものだけどね(苦笑)
(次回に続く)