りんじかぶぬしそうかい2

広い会場、ガラガラw

この日記を書いてるのは実は6月26日だったりします(笑)


とある方からは「もうあの続きは書かれないような気がする」とか言われちゃった(苦笑)

前回、中途半端なところで日記を終えてしまったのですが、あれは単に書く時間がなかっただけなんですよ
よくよく考えてみたらあの後はたいした事なかったよなぁ…なんて思い直してみたりして(爆)

6月19日発売の週刊プレイボーイライブドアの臨時株主総会に出席された大川興業の大川前総裁が書かれたレポが掲載されてました
そうか!あの人が来てたんだ!
考えてみればあの人は絶対あの場にはいたはずですよね…
探してみればよかったな(笑)

株主総会の内容については前総裁のレポの方がものすごく素敵です
だって、私は途中で飽きちゃって帰っちゃったから、最後の荒れたとことか見てないんだもん(←子供かよw)

質問の列に並んだ連中の中で剣呑な匂いをかもし出している人がいないわけではなかったのですが、流石に1時間くらいライブドアヽ(´ー`)ノマンセーな空気にさらされていると嫌になっちゃうんですよ
なので、とっとと帰っちゃいました


会場を出るとお約束のマスコミ攻勢

私の他にも結構な株主が途中退場していたのですが、その中でもスーツの人間を選んでコメントを取っているみたいでした
総会前のインタビューはご婦人やニート風(?)な人から取っていたみたいですけど、今回はその逆
1人あたりの取材時間を若干長めに取りたいためか、そこそこコメントを取れそうな層を選んだという事なのかもしれません

そんな私も日テレとフジにつかまっちゃいまして、顔を映さないという条件でそれぞれの取材をお受けしました
取材っていってもハンディカムだけどねw

質問の内容は基本的に「どんな内容でしたか?」みたいなものだったのですが、やはり「ライブドア信者の集まりみたいでした」としか言えませんでしたね


で、その日の夜、ひょっとしたら放送されたりしてなんてドキドキしながらTVを見ると…総会荒れてんじゃん(爆)
どうやら私が帰った後に荒れたみたいですね
ただ、その荒れた感じは旧ライブドア風に言うと「想定の範囲内」といった感じ
あんなのさ、他の会社の総会でももめそうな空気の時は普通に起きますからね
ライブドアマンセーな株主発言を適当に編集したりしてるあたりなどを見ても、マスコミ…というか視聴者が求めていたのは旧経営陣の不祥事でもめた株主総会という絵柄だったんでしょう
くだらねーな



今回のライブドア騒動にしても、村上ファンドの問題にしても、昨今の株ブームにしても総じて感じたのは日本人って資本主義社会にいるくせに株式ってものに関して本当に知識がないというか、認識がなさすぎるなという事だったりします

これは昔、証券会社の営業をやってた時なんかに強く感じた事でもあるんだけど、結構いい大学を出てたり、大きな会社に入っていたりする人でも日経平均の意味とかを平気で知らなかったりするわけなんですよ
あと多いのが証券会社にいたという話をすると「じゃぁ株に詳しいんだ。今度教えてよ」というケース
これ、今でも結構多いです(苦笑)

株式市場って一種の生き物みたいなものだから1週間相場から離れたら3ヶ月は戻れないと昔から言われているくらいのものなんですよ
ましてや最近の市場は個人でもそこそこの金を持っている場合があるし、逆に金が無いくせに信用取引とかやっちゃってるカモもいたりするから全然わかりません
そもそも私が証券会社にいた頃とは法律もかなり変わっちゃってるし

別にアメリカみたいに小学生のうちから株の売買のシュミレーションとかを学校で教えるような事をしろとまでは言わないけど、資本主義社会で生活をする以上はせめて義務教育の内に株式市場について最低限の知識は教えるべきだと思うんですよね

そういう大切な事をしないから、株なんてリスクがあるものに全財産をつっこんで損をして、株主返還訴訟!とか言ってるバカが出てくるんですよ
無論、ライブドアがやってきた事は不正であり、一種の詐欺だからそれに騙されたのは無知とはまた別の話だけどさ


ネットでの取引や規制緩和による手数料の自由化等で株をはじめる人が格段に増えているそうです
本屋の株コーナーとかを見てもものすごい量の雑誌が発売されているし
資本主義社会である以上、株式相場に参加するというのはそれなりに意義がある事だと私は思っているんだけど、やはりそれには最低限の知識と投資と投機の違いとかは自分なりに持っておいて欲しいですね


本屋で内容を確認するためにサラサラっと読むのではなく、じっくり何誌も株関係の雑誌を読みくらべている人が時々います
立ち読みが悪いとは言わないけど、そういうスタンスの人って絶対損はしても儲からないような気がするのは私だけでしょうか(笑)