うるとらまんVSかめんらいだー②

盗撮w

18時開演
MCはTBSアナウンサー2人組
男性の方は我々と同世代らしく、なんとなくテンションがあがっている感じ


ハヤタの映像とともに黒部進氏が登場
続いて二瓶正也氏と桜井浩子女史が登場

ここでVTRによる出演との事で毒蝮三太夫氏(アラシ隊員)が数分のコメント
まだ始まったばかりで特に誰も何もしていないのに観客の熱気があがってきているのがわかる

ウルトラマンが放送された昭和41年に関する映像が流れた後、とりあえず科特隊3人組でトーク
有名な話ではあるのだが、ウルトラマンは映像だけ先に撮影され、後にアフレコで音声を収録するという方法をとっていた
スタジオがボロく、トタン屋根だったので風が吹けばバタバタ音がするし、雨の日は雨音もうるさい
飛行機が飛ぶ音なんかも時には聞こえたそうで、その度に収録しなおすのは不可能という事から先に映像だけ撮影し、後日音声を収録といういわば苦肉の策がとられていたという事なのである
まぁ有名な話ではあるのだが、そんな昔話を当の本人達から聞けるというのは非常にうれしく楽しい


そんなトークを20分ほどした所で追加ゲストの紹介
モロボシ・ダン役の森次晃嗣氏がセブンの変身シーン映像と共に登場
登場時に胸ポケットからウルトラアイを取り出し、変身ポーズを取ったのには場内大喝采
ウルトラアイを取り出す際、ポケットに引っかかったのか若干とまどった感じになったのはご愛嬌かな(笑)

続いて本イベントの特別ゲスト 藤岡弘、氏が登場
ただでさえ盛り上がる事が予想されてたけど、その服装が本郷猛を意識したかのようなブレザー姿だった事に私を含め、場内大興奮
特に何もしていないのに今さっき見た森次氏のパフォーマンスなんて吹っ飛んでしまったかの感じ

この5人で集まるというのは公私共に無かったらしく、ただ個人的には色々と交流があるらしい
藤岡氏はウルトラマングレートの吹替版1〜6話のナレーションをやっているのでその辺の話や黒部氏が仮面ライダーを初めて見た時「新時代のヒーローの登場を感じた」などという話もあったのだけど、どうも前半のトークと比較すると出演者、MC共に回転の度合いが悪い感じがする
(決して雰囲気が悪いという事ではないんだけどね)

特に藤岡氏が恐縮してしまっててね…
彼らしいといえば非常に彼らしいのだけど
途中、話の流れで「仮面ライダーの変身ポーズを」というのが出たのですが、結局藤岡氏はやらなかったんですよ
桜井女史が「事務所とか違うし、版権の問題があるから出来ないの」とフォローをいれていたが、まぁそこまで堅苦しい縛りがあるとは思えないわけで、実際のところはその後に女史がポツリといった「それに今日はウルトラマンのイベントだしね」という一言につきるのではないかと思う
今回の藤岡氏は「仮面ライダー」の側の人間として呼ばれているんだよね
だからトークもそれに準じたものをしなければならないだろうし、そうなるとイベントの主題となるウルトラマンとは外れる可能性も出てくる
これが単純なファンイベントみたいなものであればそれも許されるのだろうけど、ウルトラシリーズ40周年のウルトラマンフェスティバルの前夜祭イベントというくくりの中では難しい話のかな

そんないまいち歯切れの悪いトークを20分くらいやった後、出演者達へのウルトラマンクイズというコーナーへ移る
この辺のあたりまで約小一時間くらいなのだけど、場内は基本的に静かなんですよ
トークイベントなのだから当たり前といえば当たり前なのだけど、大人だけでなく小さな子供もそれなりにいるのにそれらが騒ぐ声も聞こえない
(1回だけ赤ちゃんが声を出すのが聞こえたけど、全くの許容範囲だったし)

実は私の真後ろにも3〜4歳くらいの男の子が私と同世代くらいの父親に連れてこられて来てたんです
明らかに父親が来たかったって雰囲気なんだけど、子供もウルトラマンを見ているからなのか「あの人がハヤタさんだよ」とか父親が小声で説明しているのを
子供も素直におとなしく聞いてるんですよ
実際たいして理解なんかしてないんだろうけどね(苦笑)

出演者達へのクイズは「ウルトラマンの出身はM○○星雲である」とか比較的簡単なものばかり
意外だったのが「ウルトラマンが変身する際に使うのは何?」という質問に誰も正解出来なかった事
現場ではあれを「フラッシュビーム」と呼んでいたらしく、その為正式名称となった「βカプセル」という呼称は知らなかったんだそうな
また、科特隊の地底戦車の名称(ベルシダー)という問題にも正解者無し
これも劇中に名称が出たわけではないので仕方が無いのかもしれない

そんなクイズも10分ほどで終了
ここでゲストは退場

続いては来場者へのウルトラマンマニアッククイ
座席においてある○×の紙を提示し、最終的に残った人が「ウルトラマン博士」という事で認定証をもらえるとの事
認定証なんてのは別に欲しくなかったんだけど、副賞がすごい
今日の出演者全員のサインが入ったTシャツですよ!
しかも自分の名前を入れてくれるんだとか(出演者は5人いるので誰が名前を書いてくれるのかはわかんないけど)
これには皆、大興奮でやる気満々(笑)

クイズの内容はマニアックというだけあって先ほどの出演者へのクイズよりも難易度が高い
「科特隊の制服のネクタイの色はグレーである」(×:茶色)とか「ホシノ少年のトレードマークは赤いチロリアンハットである」(○)
「ホシノ少年は25話までしか出ない」(○:プライベートでスキーに行った際、足を骨折してしまったので)といった感じの質問が続く
でも本当に脱落者が少ないのさ(笑)
大きいお友達はみんなウルトラ博士だからw


最終的に5人が残り、全員に認定証とTシャツがもらえる事となった
かくいう私、6問目だか7問目だかで出た「バルタン星人が初登場した際、地球へ移住しようとしていた星人は21億3千万人である」という質問で脱落
正解は20億3千万人なんだよね…言われて思い出したよ
ちなみにこの問題以外は全て正解
これさえ間違えなければTシャツもらえてたかも…(涙)

クイズを20分ほどやった後はアトラクションコーナー
ウルフェス本番で実際に行われるアトラクションを先行上演するとの事
ストーリーはかつてウルトラ一族と戦い、ウルトラの父によって封印された帝王ジュダ(アンドロメロスでの悪役だね)を復活させようと星人達がメビウスの腕にあるメビウスリングのエネルギーを狙うというストーリー

ウルトラマンに限らず、この手のアトラクションなんて子供の頃見たっきりくらいの記憶しかないので正直「どうせ子供だましなんだろうなぁ」と思ってたのですが、これが大間違い
みんなよく動くんだわ(笑)
ピッタリとしたスーツのウルトラ戦士達が飛んだり跳ねたりするのはまだ理解出来るんだけど、怪獣軍団も結構いい動きをしているんですよ
昔と比べて着ぐるみの質が良くなったとはいえ、それでも凄い労力と修練が必要だと思うし、それだけにいつしか見入ってしまうんだな、これが

メビウスはエネルギーを奪われ幽閉されてしまうのだけど、そこで子供達の応援する声をメテオール(過去の侵略者達が残したオーバーテクノロジーの総称)でエネルギーに変換してメビウスに与えれば助かるかもという「セブン暗殺計画」チックな展開になるんだけど、ここやその後のクライマックスの戦闘シーンで会場の数少ない子供達が元気に応援してるわけですよ
私の後ろの男の子も身体中から声を張上げてたし(笑)

自分が小さい頃憧れ、愛したものがまた自分等の次の世代でも憧れ、愛される対象となっているという事
シリーズ40周年作であるメビウスの主題歌で「僕等が変えていく未来。絆は途切れはしない。無限に続く光の中で…」というのがあるんだけど正にそれを実感出来ましたね
ちと胸が熱くなった

アトラクション大団円の後はゲストが再び登場してのエンディングなんだけど、その前にマスコミの撮影
ドサクサにまぎれて写メを撮っちゃったよ(笑)

その後は全員が一言づつ挨拶をして終了
ちなみに森次氏だけは水戸黄門の撮影があるとの事でエンディングは欠席(笑)


その後は会場内にウルトラマンや怪獣が登場するので握手や撮影が自由に出来るとの話だったんだけど、さすがに大人1人でそれをするわけにもいかないのでグッズ売場へ直行

会場限定発売の重層ベローズピンチバージョン サドラ(メビウスで出てきた腕が伸びた状態でのサドラ)とクリアレッドラメバージョン ゾフィー(これは結構カッコよかった)を購入し会場を後にする

トークショー自体は期待してた割に不発感が強いものだったけど、それでも貴重な瞬間に同席できたというのはやはり大きな意味がある事だと思うし、トータルで楽しめたから良かったかな

しかしあのクイズに間違えた事が今更ながら悔やまれる…
○| ̄|_ =3 プッ